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「んっふっふ~…ん?」
そんなラッキーボウイ(死語)の歩く前方、光る何かが落ちている。
「…指輪?」
拾い上げてみれば指輪だった。その指輪は構造はいたってシンプル。色も銀色、装飾は特になく、小さな宝石が慎ましくついてるだけ。しかし、その宝石が珍しかった。反射すると色が金、黒、赤の三つの光を同時に発して何か普通の宝石には無い雰囲気というのも醸し出していた。
「変な色だな…」
「あっ、俺の指輪っ!」
指輪をまじまじと見つめていると、そこに後ろから声がきこえた
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