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悲鳴を聞いた人が何人か押し寄せてきたが、閻羅が全員追い出してくれた。
今現在は社にあった何かのイベントで使われたのだろうか、よく分からないが、アリス顔負けのふりっふりのエプロンドレスを着ている。
……残念ながら下着はないが。
「小野も悪気があったわけではありませんし、ね?」
閻羅は先程からずっと私の頭を優しく撫でながらそんなことを繰り返していた。
私がうるんだ瞳で上目遣いに閻羅を見上げると、閻羅は可愛くてたまらないとばかりに私を抱きしめた。
若干苦しい。
そう、今の私は美幼女なのである。
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