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実「にっしー....悪くないっ....ヒック....あたしが....素直に....言わなかったからっ....泣」
いつの間にか、実彩子の手はちゃんと俺の背中にあって、
震えながらも掴んでくれてて
ちゃんと、頼ってくれてたんだ。
隆「....今は、泣きたいだけ、泣け。」
それから、道端で
俺らはずっと抱き合ってた。
実「....っ....ごめん。もう、平気....」
隆「おう....」
ゆっくり離れる俺ら。
自分の携帯を開くと、あいつらからの着信がいっぱい。
隆「....帰るか、ファミレス」
実「うん....」
俺らは、仲間のもとへ急いだ。
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