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大学に来てからはもっと悪夢であった。
クラスがないから、自分のユーモアセンスを披露する場がない。
初回のオリエンテーションを迎える頃には何故か周りにはグループができている…。
近寄ろうにも顔を恐がられて、みな敬語。
息の合うやつはいなかった。
いわゆる「ぼっち」の世界に足を踏み入れていた。
そんな瞬も入学を迎え、ようやく最初の試験が迫っていた。
この頃には一緒に講義を受ける友達はいた。
彼の名前は和樹。
とても明るく、笑いを誘うのが上手い。
友達も瞬とは対照的にとても多い。
しかし、瞬を見つけると嬉しそうに飛んで来てはよく二人で講義を受けた。
そんなある日和樹が横浜の大黒パーキングで行われていた、チューニングカーのミーティングに行った話をした。
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