スピードの世界へ。

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「あー学校つまらんっ!」 ここで最初のシーンに戻る訳である。 まだ講義がある和樹と別れ、ひとりカバンを担ぎ駐車場へ向かう瞬。 すると自分の車の隣に見慣れぬド派手な 車が。 しかもかなり乱暴な止め方で運転席に乗り込めない。 瞬「誰だよこれっ。死ねっ!」 瞬はその車の近くにガムをはいた。 「なにあんた?今私の車にガム捨てなかった!?」 どうやら持ち主だ。 かなり強気な声だ。 てか女だ。 そこらのDQNやら大学デビューなら楽勝だが、強気な女が大の苦手な瞬は後悔にさいなまれた。 仕方ないので恐る恐る振り返り一言。 「スミマセンネー。ちょっと車に乗れないもんですから、こうついうっかりと」 目線を上げるとそこには美しい美女が腕を組み納得いかなそうにこっちを見ていた。
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