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カイトの言葉に驚き、飲もうとした手を止め…視線だけを向ける。
「いや、確証は無いよ。
…ただ、全魔王と聖剣を封印出来る人物は限られると思ってね…」
「…今回の件でも…死者が出るの…?」
カイトの言葉に震えながら返す。
カイトは少し険しい顔つきになりながら…
「…可能性は、高い。聞いた話によると、暴食魔王は前回の件で死亡したんだろ?」
「うん…参加した人達から、義姉様が聞いたらしいから…」
暗い顔しながら、カイトの言葉に返事をする。
「それで、聞きたいことがあるんだが…前回の元勇者達の中に…その、みつあみをした人物が居なかったんだろうか?」
「みつあみ…?義姉様の部屋に行けば、資料があると思うけど…知り合い?」
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