境界

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薬を飲む事に戸惑っているコガネ 「…ふぅ、責任を感じて、悩む位なら…まだ動けない私の代わりに、行って下さいね」 「…ニコライさん」 「それに、私には…体を成す術を、強化出来る薬を…持ってますから…」 心配するコガネに鞄猫から取り出した銀色の小瓶を見せる。 すると、安心出来たのか貰った薬を飲み干すと、ニコライを更に安全そうな場所に移動し、前線に向かう。 残されたニコライは、小瓶を見詰める。 「確かに、コレは強化出来る薬ですが…単なる属性強化薬、なんですよね~…まぁ、信用して…コガネ君行ったので、よしとしましょう…」 そう呟くと、薬をあおり 両手を付き二倍の速さで回復をしていく。 「…しかし、貰った薬は何処に置いたのでしょうか?」 ☆おわり☆
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