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少し顔色が悪くなった たつきが、つっこんだ。
ニコライは走りながら、素敵な笑顔で返す。
「勿論ですよ。捕獲用に考案し、逃げられないように拘束できるようにしたら、規制されましたけどね」
「…そ、そうなんだ」
たつきは見なかった事にして先を急ぐ。
ニコライは器用に走りながら右へと、ソレを投げていた。
(誰か、先に捕まえてあげて)←切実に
(さぁ、早いところ封印を解いて頂きましょうかね…セツの為にも)
ニコライの罠を見て、敵に同情しはじめたたつきと…
わりとガチで真面目な事を考えているニコライ。
はたして、先を急ぐ2人は、ズィーゲルを捕まえられるのか!?
そして、ズィーゲルの命運は!?
☆おわり☆
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