両親・姉の惨殺事件

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豊は真由美から電話があってから10分ぐらいぼぉーと布団の上に、あぐらをかいていた。 そろそろ片付けないと豊は、よろよろと立ち上がり窓を開ける。 雨の臭いを含んだ冷たい風が豊の頬をかすめる。 突然、胃がざわざわして吐き気が込み上げて来た。 豊はトイレへ駆け込み右手の人差し指と中指を喉の奥に突っ込み、全て吐き出した。
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