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会話らしい会話なんて続かないまま闇に染まり始めた空を眺めた。 また、時間を越えたような……独特の雰囲気に包まれる。 「久しぶりだね?こうゆうの」 「ん、なんか……不思議な感じだよな?」 ブランコが大きく揺れるのを感じて振り向くと 「ねー!久々に靴飛ばしする?」 そう言って、マリコはいつのまにか立ち漕ぎしながら屈伸を繰り返し始めた。
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