いつか夜空の向こうで

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冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、飯塚さんから貰った薬を流し込む。

残りの薬とミネラルウォーターをバッグに突っ込み玄関へと向かいながら

「また、連絡する」

と書斎に声をかけたはずが……

俺と同じボディスーツを着こんだ慎に驚いた。

「……どうした？行くぞ」

仏頂面の慎が両手に荷物を抱えて呟いた。