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ジャケットを片手に車を降りて、辺りをぐるっと見回した。 近くに見えるこんもりとした樹木は濃い緑の葉を茂らせて、蝉の声をまとっていた。 「あっつ…… もう、夏だな」 長く降り続いた雨が上がり、薄陽が射し始める。 蒸し暑さと蝉の声が梅雨明けを知らせていた。
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