アイス

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「でもこれはボクの食べかけで、 それを舞園さんが食べちゃったら、か、か、間接…」 ボクは恥ずかしすぎて最後まで言葉が紡げなかった。 「苗木君は…私とは嫌ですか?」 「い、嫌なわけ無いじゃないか!むしろう…」 危うく嬉しいといってしまいそうになりボクは慌てて口を閉じる。 しかし、そんなボクを攻め立てるように舞園さんは笑顔でボクに詰め寄る。 「むしろ…なんですか?」 「いや、別になんでもないよ…」 「駄目ですよ、苗木君。ちゃんと言ってください。…言わないと心を読んじゃいますよ?」
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