追っ手?

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「え…?ちょっと待って」 📝 タイムパトロール? 「ええ。ご存知なかった?私達は秩序を守ります。必要なら秩序を乱すモノを排除する。当然」📝 ドキドキと言うよりはドクンッと心臓が大きく動いた。 その人が何故…私のギルドに? ああ、と私は気がついた。この人は…私を勘違いしているんだ。さっきの名前…あれのせいだ。私をあの人だと思っているからだ。どうしよう…あの国での複雑な糸の絡みがまだ続いているんだ。 終わってない…違う…終わらせたんだ。 でも……このままだと…。 私は自分の気持ちを素早く確認した。 (ワタシはこのヒトに対して敵対心は持っていない) (でも、まだワタシが知らない事があるかも知れない) (もし…知らない事が私を…再び…) 少し考えてから 思考を停止させた。 リーダーとして 躊躇せずに闘っているこの人… その昼と夜の色の眼差しが射抜くように彼方を見つめ迷いなんて微塵も感じられない。 今までに得た事がないリーダーの感触… (今までと違う…もしかして…) 山田ジュヌビエーヌ 📝📝ゲーム内カードより加工部分
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