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そんな賑やかな時間を過ごし、ワインも何本も空けて二人ともしたたかに酔っぱらい笑う。
景紀はそんな中でふと思い出す。
彼女と付き合い出した頃はこうやって笑い合う事も多かったが、一緒に住み始めて慣れてくると会話が減っていたような気がする。
会話するのは食事の時くらいだったか?と思わず首を捻ると
「どしたの?」
グラスを傾けながら朝陽が景紀の顔を覗き込む。
『酔っぱらった?』と聞かれて景紀はそうじゃない、と返事をしてから今考えていた事を朝陽に話してみた。
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