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自分はすでに朝陽を女性として意識しているんじゃないか?と思いながらハーフパンツを穿いて首にバスタオルをぶら下げてキッチンに行くと
「ただいまー」
と、少し酔っぱらった朝陽がソファに座っていた。
ほんのり頬がピンクに染まり、グラスの水を飲んでいる。
「おかえり。飲み会だったの?」
「今日御用納めでねー、少し付き合ってきたのー」
「車は?」
「事務所に置いてる!」
景紀も水を持ってソファに座り『うちは28日が御用納めだよ』と教えた。
朝陽は『そんなに働いたら体に悪いよ?』と言って笑い、景紀はこれが普通だと思う、と言い返す。せっかくのスーツも皺になりそうで
「朝陽さん、スーツ皺になるよ」
「んー、クリーニングに出すー」
「着替えておいでよ」
「歩けなーい」
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