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―――すべてはあの時から始まった…。
少しでも、あの人が僕を信じてくれていたならばあんな悲劇は起きなかっただろう…。
信じていたからこそ許せなかったし、『化け物』だと言われた瞬間、今まで培ってきた“僕"という存在をも否定されたみたいでとても哀しかった。
だから、もう僕みたいな『化け物』を新たにだしてはいけない……。
―あの娘を決して僕と同じようにはさせない……
なのに、伊號の予知で出会った未来の君は銃を向けられた時でさえも幸せそうに笑っていた……。
そうなる事が当たり前のように笑っていたんだ―――
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