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「信じられないと思うが本当の事だ」
俺はアンタの格好の方が信じられないよ
「それなら証拠を見せてみろ」
「ふむ」
神(仮)は俺の提案に一瞬考え込む様子を見せると
「名前○○○○19XX年○月△日生まれ(以下俺の人生)」
「゚゚ ( Д )」
本日二度目の驚愕、これはもう神だわ、だって墓場まで持ってくつもりのアレとかアレとか知ってるんだもん
「あなたが神か!!」
「信じてくれたかな」
疑ってサーセン
「勿論だ……で、何で俺は神と話してるの?」
これが一番重要だよな
「カクカクシカジカ」
「コレコレウマウマ」
「「イヤイヤクトゥルフ」」
「「………」」
ガッ
「「友よ」」
熱い握手を交わす俺と神
え、理由?
手違いで死んだから異世界に転生させてくれるってヤッタネ
「ほんじゃま、この紙に転生先と能力なんかをパパッと書いてね」
神は俺にB4のコピー紙と鉛筆(消しゴム付)を渡してきた
「5分で書いてやるよ」
そう言って紙と鉛筆を受け取って早くも書き始める
え~と、転生先は剣と魔法があるファンタジー世界で
能力は……イメージの具現化かな
容姿は……イケメンだと面倒そうだから適度にモテる感じで
歳は高一で良いか
魔力は沢山
スペックは俺TUEEEEEEEEEEEEE!!
「ゆし!書けた」
早速紙を神に渡す
「成る程、まあこれ位ワシにかかればタアイナシ」
むちゃくちゃな注文かと思ったらいけたでござる
「それじゃ準備できたから早速いってら~」
瞬間、俺の足下に穴があき体が自由落下を始めた
「ああ、あらかじめ転生先の知識は頭に入れておいたから」
何て声がしたけど既にそれどころじゃない
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