『三分間の魔法』

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「あるわけないよ、何年も一緒にいたって届かないものなんだ」 手元にある、いくあてのないプレゼントを見てそう答えた。 何故か、答えてしまっていた。 僕は押し黙ることしかできなかった。 「そんなことないよ」 軽く、ポンと言葉が返ってきた。
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