大切な日

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「あと、」 「うん?」 「ーー・・・マタタビ」 「・・・本気?」 「ーー・・・手加減、ありで。」 なーんか。 どっちかっていうと俺へのプレゼントっぽい。 「ーー・・・余裕あれば、手加減してあげる。」 体を引き寄せて、そのまま倒す。 「.......っ.......」 「生まれてきてくれてありがとう」 「.......っ....っ...」 「呼んで」 「...........っ.......」 「玲音」 「.....ゃ....ヤス......」 「そう、偉い」 「ヤ、ス」 「好きだよ」 「...っ.......うん.....」 女の子の玲音だ。 可愛い。 気持ちが伝わるように、唇を落とす。 「....ぁ....ゃ..」 「声出して平気」 それ見越して壁厚い部屋にしたんだから。 「聞かせて玲音」 「..ふ.......ぁ....ヤス....」 今日は優しく可愛がってあげる。 だって今日は 大切な日 だから。 END*゜。゜*。.
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