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放課後
煌我の所にバイト行く前にランニングに行く。
朝のランニングはヤスたちに止められた。
朝のが気持ちいいのに。
べつに良いけど。
「ーー・・・おい」
「........」
誰だこいつ。
帽子のつばをさげる。
どっかで見たようなカラフルな頭。
いっぱい穴の空いた耳。
「おい」
「.....んだよ」
「お前いつもここ走ってるだろ」
「だから?」
「惚れた」
「ーー・・・は?」
左目を何気なく隠して、そいつの顔を見れば。
ポッと赤くなる。
意味分かんねー。
「ーー・・・」
「走ってるフォーム綺麗だし、スタイル良いし。惚れた。
俺と付き合え」
「ーー・・・いやだ」
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