プロローグ

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・・・そして今に至るわけ いつもは一緒に帰る友達も今日は先に帰って1人チャリを漕ぐ田んぼ道 茜色の空も今日はにじんでいるようにみえた 「ありえん、まじなんなわけ?あれ」 次かかったら・・・ ブーッブーッ バックから響くお馴染みの着信 携帯を握り潰さんとする激情を必死に抑え込み携帯を開く ポチ 「あ、もしもし?k「お前さ、まじ何?ほんとウザいんだけど。 大体さ、人がとってないんだからさ、他のカモを探せよ。 いつまで固執してんの?馬鹿なの?死ぬの?」 すいませんでした!d「すいませんですむことだと思ってんの? どんな技術かは知らないけどあんたが電話するからこっちはあり得ないことになってんだけど。 どう責任とってくれんの?どうせ取れないんだからさ、やめてくれない?てか氏んでよマジ迷惑」 ブチッ 言いたい事を言って携帯を閉じる ふと空を見上げるとさっきまで雲が出ていた空は無くなって代わりに一筋の飛行機雲がかかっていた あースッキリした~何て爽快な気分なんだ。さあ、かーえろ。
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