使い魔と使い魔

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★その様子を見る守護神 「うむ…何かやら良い関係になっとらんか黒の守護神」 「ああ、ワシも思うぞ白の守護神よ」  二人の守護神はローランと混沌とのやり取りに関心をもっていた。  なにより、二人がキスをした時には、これまた守護神らは、ビックリであった 「混沌だったあやつがな…」 「獣の耳を生やした美少年になるとはな…」 二人の守護神が驚いているのを見て、赤の守護神は 「見よ、言った通りになったであろう」と、少し自慢気になっていた  自慢気になった赤に、白の守護神はローランの様子を見て疑問に思った。 「何故、あの娘は召喚が出来ぬのだ?」 それには、赤の守護神も答えられなかった。ローランの魔方陣は確かに間違いなく描かれている。何処にも間違いがないのに 「それは…その」 「分からぬのだな、赤の守護神よ」 「……………」  赤の守護神の反応に、黒の守護神は笑いこけた。 「わははは!!珍しいのぉ赤にしては」 「ぐぅ」 「まあまあ、それはともかく、見よ」  白の守護神がローランを指差すと、どうやら動きがあったようだ 「どれどれ?」と二人の守護神が見下ろすと、ローランは原因が分かったのか、大喜びしている様子だった。 守護神達は、改めて静かに見守るのであった
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