なんだろうと生きてる事が大事

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映し出されたのは病院だった Γここで君は、死んだんだよ」 ってことは即死ではなかったってことか まぁ、どうでもいい Γ続きをお願いします」 そこに一台の救急車が赤ランプを光らせて走ってきた 救急車の後ろのドアが開き、出てきたのはやはり俺だった Γん?俺何か抱えてないか?」 Γよく気づいたね あれは、君の死の原因と言える生き物だ」 Γ君はね、あの猫を助けようとして軽自動車に轢かれたんだ」 映されていた映像が変わり手術室になった 俺を手術している医者の顔からして、かな り厳しい状態なのだろう そんな状態で俺は意識を取り戻し、額の血で何かを書いた それは 『ねこはぶじですか』 それに対し、医者はネコを抱き上げ、無事だと伝えた そこで画面は黒くなった
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