感謝は言葉にしないと伝わらない

2/4
前へ
/8ページ
次へ
気が付いたら自分の部屋のベッドの上に居た 何も変わってない............でももう此処に戻っては来れないんだよな さて、何時までも黄昏てる訳にもいかない 母さんはリビングかな? 彼の母親はリビングに居た。椅子に座り、何をするわけでもなくただ俯いていて、その姿はまさに魂が抜けたようだった 「母さん............」 何時も見てきた明るい母親とのギャップに思わず声が洩れた 「ッ!!」 母親の体がビクッと反応した。そしてゆっくりとこっちを振り返った そして何も言わずにただ抱きしめられた
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加