恵理子の不安

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道裕と携帯電話の番号を交換し、連絡を取り合うことにすると、恵理子は二人と別れて自転車で自宅に向かった。 そういえば、美知のことを旧友たちに知らせなければならない。 恵理子は携帯電話に登録している、美知と共通の友人たちに美知の訃報を一斉送信した。 それに対して、帰って来たメールは、美知の突然の死を驚くものばかりである。 そして自宅に着く直前、恵理子の携帯電話が鳴った。
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