二日目の朝

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おそらく怒り心頭であろう。 ただ…… 今の松田の心は、恵理子と別れるほうに傾きつつあるから、 もしも今、口論になってしまったら、売り言葉に買い言葉で、そのまま別れてしまうことになるかもしれない。 そう思いながら、携帯電話の電源を入れた。
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