episode.9

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あー、可愛い。すげえ可愛い。 「……………」 「ニャ」 「ん?狭かったか?」 雪と俺の間にいた東雲が布団から顔だけを出した。やべえ、こいつも可愛い。 昔っから小動物とかに弱ぇんだよなー なんなんだろうな?小さいのが雪っぽいからか? 「おやすみ、東雲」 「ニャーン」 ぐずぐずと少し泣きながら眠る雪に、東雲は一度頭を擦りつけ寝る体制に入った 写真。一眼レフ。いや動画、動画だな。動画に納めたい 「………………」 だめだ。今動いたら雪と東雲が起きる。 くっそ可愛いなおい。 あー、だめだ。なんだこれ。さっきから可愛いしか言ってねえ 可愛い。触りたい。雪に触りたい、真っ白な肌に赤い痕をつけて、滑らかな肌を思う存分堪能したい 「………………」 喘がせて、泣かせて。好きって言わせたい 身体の奥の奥まで暴いて、どこもかしこも全部。余すことなく見たい 「……やべえ」 思い出すだけで余裕で勃つわ。 「……………ん…」 もぞもぞと寝返りをうち、雪の背中しか見れなくなった。 東雲は完全に布団から出て枕元に丸くなる。 「いいのか?入れるぞ」 「……ニャ」 枕元が一番落ち着くらしい東雲。そこが定位置か
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