157人が本棚に入れています
本棚に追加
あー、可愛い。すげえ可愛い。
「……………」
「ニャ」
「ん?狭かったか?」
雪と俺の間にいた東雲が布団から顔だけを出した。やべえ、こいつも可愛い。
昔っから小動物とかに弱ぇんだよなー
なんなんだろうな?小さいのが雪っぽいからか?
「おやすみ、東雲」
「ニャーン」
ぐずぐずと少し泣きながら眠る雪に、東雲は一度頭を擦りつけ寝る体制に入った
写真。一眼レフ。いや動画、動画だな。動画に納めたい
「………………」
だめだ。今動いたら雪と東雲が起きる。
くっそ可愛いなおい。
あー、だめだ。なんだこれ。さっきから可愛いしか言ってねえ
可愛い。触りたい。雪に触りたい、真っ白な肌に赤い痕をつけて、滑らかな肌を思う存分堪能したい
「………………」
喘がせて、泣かせて。好きって言わせたい
身体の奥の奥まで暴いて、どこもかしこも全部。余すことなく見たい
「……やべえ」
思い出すだけで余裕で勃つわ。
「……………ん…」
もぞもぞと寝返りをうち、雪の背中しか見れなくなった。
東雲は完全に布団から出て枕元に丸くなる。
「いいのか?入れるぞ」
「……ニャ」
枕元が一番落ち着くらしい東雲。そこが定位置か
最初のコメントを投稿しよう!