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中に入ると、玄関から廊下まで広々としていた。
一つ一つ扉を開けて室内を説明していく莉音。
莉音『ここが、トイレ。隣にお風呂。
奥がリビングでキッチンもあります。
各自、自炊も出来ます。
必要な食材を申請しておくと部屋まで届けてくれますよ。
もちろん食堂で食事も出来ます。
今日は、夜に歓迎会があるので、明日は僕が夕食を用意します!
二人で歓迎会をしましょう!』
またまた、嬉しそうに当たり前のように話す莉音に戸惑う。
リビングに行くと右と左側に扉がある。
光『これは……?』
莉音『ここが自室になります。
トイレ、お風呂、リビングは共同で使用しますが、寝室は別々に設けています。』
光『ええぇぇ!!!!??
そんな、……扉一枚って!!!
共同って、同棲みたいな生活を送らなきゃならないんですか??!』
莉音『はい!
ですが、ちゃんと自室には鍵がかけられます。
中も広いですし、クローゼット、ベッド、テーブルもありますよ。』
光『嫌です!!!
こんなプライバシー丸見えの同棲生活無理です!!!
出来ません!!』
声を荒げ、必死になって抗議をする。
そんな光の姿を見て腕を組み、困った顔をする。
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