王子の器

少女、ご入学

愛華『光さんがお友達一号です！
隣に座った時からずっと言いたかったのですが!!!!!
制服、可愛いですね!!!!!』

目をキラキラさせ、少し興奮したように言う愛華に驚く。

光『はぁ、ありがとうございます。
こーゆうの好きなんですか？？』

愛華『はい!!とっても!!!
ロングスカートしかはかせて貰えないので憧れます!!!』

大興奮のご様子に、
変わったお嬢様だなぁ…!
と、少し後退り。

愛華『やだ！いけない、私ったら!
ごめんなさい、つい好きなものの話になると…』

恥ずかしそうに俯く愛華。
悪い人では無さそうで安心する。

光『はは、愛華さん変わってますね！面白い！』

こっちも素で笑ってしまう。

愛華『愛華でいいです！
仲良くしてください♪』

お互いに笑顔になる。