少女、ご入学

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桃『ひゃー!!! すでに何か始まってる感じ!?』 空気を読んでか読まずか、砕けた感じでクラスに入ってきた女子生徒に皆目が行く。 葉流『あ、桃姫じゃん。 遅いよ!自己紹介終わったよ。』 桃『出遅れた!! 私、大竜二 桃!桃姫って呼んで♪』 赤いウェーブのかかった髪に大きな瞳。底抜けに明るいような、陽気なオーラを出し、笑顔を浮かべる。 桃『あ!一ノ宮さんね♪ やだー!色白、艶やかな黒髪!!! 端正な顔立ち!!!!なんか、かぐや姫みたい♪!!!!』 光『俺がか、かぐや姫っ!!!?』 桃『いやん!俺だって♪ 中性的だから男の娘って設定もいけそうね!』 光『お、?男の子??』 桃『うふ♪可愛いー!!! 宜しくね!』 困惑する光を全く気にせず抱きつく桃。 先生『失礼!席に着いて下さい。 HRを始めます。』 担任がクラスに入り、各々席に着いた。
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