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ある日・・・
家に帰ったら
グレイ「ただいま」
いつもなら聞こえて来るはずの声が聞こえて来ない
グレイ「兄貴?雅喰翔?」
俺はリビングに入ってしまったんだ・・・
そこには血だらけの兄貴と雅喰翔が転がっていた
グレイ「っ!」
俺は駆け寄った
グレイ「兄貴!!?雅喰翔!!?」
いくら声をかけても返事が無い
シエル「っ!グ・・・レッ・・・ィ」
グレイ「!兄貴!!?」
グレイ「誰に!?」
シエル「カァ・・・サンタ・・・ッチダ」
シエル「ゴォメ・・・ンナ?オマッエヲ・・・ノコ・・・スコトッニ・・・ナッチマウ」
グレイ「兄貴!!?しゃべんな!っ血が!」
ガクト「オレタ・・・チハッダメミタ・・・イッダ」
グレイ「雅喰翔!」
シエル「サイ・・・ゴ・・・ニッ!・・・ナルケ・・・ド
愛してる・・・ぜ・・・紅零
」
ガクト「オレ・・・ダッテ
愛してるよ・・・
兄貴
」
グレイ「っ~~!!」
シエル/ガクト「(ガクッ」
グレイ「あ・・・にき?・・・雅・・・喰翔?」
いくら揺さぶっても返事がない
グレイ「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁあ゛ぁ!!!!!!」
・・・死んだ
俺の中にこの一字しかなかった
グレイ「兄貴!兄貴ぃ!!雅喰翔!!なぁ!雅喰翔!!」
二人はもういない
グレイ「そ・・・ん・・・な!」
許さねぇ!!
覚えてろよ!!
必ず
“復讐してやる”
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