1人が本棚に入れています
本棚に追加
シド「こいつはな、てめぇらと違って親に嫌われ、親に兄弟も殺されたんだよ(ギロ」
クラス「ビクッ」
グレイ「いいよ、偲音ちゃん。もう、いいんだよ」
シド「だったら、何で泣いてんだよ」
グレイ「あれ?俺泣いてんの?
おかしいな」
グレイ「もう吹っ切れた筈なんだけどよ」
シド「俺はお前を愛してる」
グレイ「は?」
シド「そのまんまだ」
クラス「(まさかあっち系?」
グレイ「ここにもいたんだね、俺を愛してくれる人」
シド「親戚どもはお前を嫌っても、従兄弟たちはお前の味方だぜ」
グレイ「マジかよ、全然知らなかったし」
シド「言ってねぇもん」
グレイ「ハハッありがとな」
?「良かったね、紅零」
グレイ「ハッ!・・・あ・・・にき?」
シエル「よくわかったね。」
グレイ「な・・・何で、死んだはずじゃ」
シエル「(ニコ
確かに俺らは死んだ。でもお前が心配で残ってんだよ」
シド「紫恵縷か?」
シエル「あぁ、こいつを頼んだよ」
シド「あぁ」
シエル「ほら、グレイ泣くなよ」
グレイ「でもよ、でもよぉ」
ガクト「全く兄貴は泣き虫だよな」
グレイ「雅喰翔!」
ガクト「こいつに兄貴を任せたくないけど仕方ねぇや」
シド「言ってくれんじゃねぇか、ガキ」
ガクト「へへっじゃあな、兄貴」
グレイ「あぁ」
シエル「これで俺たちも逝ける」
グレイ「っ!」
偲音ちゃんは黙って撫でてくれた
クラス「(俺ら空気」
クラス「その、寺島」
グレイ「あんだよ(ギロ」
クラス「(ビクッ
・・・すまなかった!!」
グレイ「許さねぇよ」
クラス「っ!」
グレイ「俺は、何もしてねぇのに殴られ、蹴られてさ」
クラス「すまなかった!」
シド「良いんじゃねぇ、許しても」
グレイ「でも!」
シド「お前にだってわかるだろ?こいつらは本気だ」
グレイ「わかった、許す」
クラス「ありがとう!!」
シド「さすがに、叔母さんたちは許せねぇけどな(殺気」
グレイ「俺だって
復讐してやる」
シド「殺すなよ」
グレイ「わかってるよ」
最初のコメントを投稿しよう!