お兄ちゃんと忠犬

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「レンさん、そこはもっとギリギリまで待ってから避けるっス!」 「分かった!」 今はレンの特訓中。 「いくっスよ!」 「来い!」 合図を出したケンは、さっきよりも勢いよく腕を振りかぶった。 「ぐは!」 「あ、スンマセン」 避けるのが遅かったらしく、顔面にケンの重い拳が入ったレンはその場でダウンした。 「あー、じゃあこのまま10分の休憩っス」 いや、起こしてやれよ。
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