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龍「ちょ、放して」
龍に体を擦り付ける女の子に、女の子を放そうとする龍。だが、凄い力で抱きついているのかびくともしない。
悠翔が呆れながら眺めていると、龍から目線で助けてと訴えてきた。
悠翔はしょうがないと呟き女の子に声をかける。
悠翔「おい、龍に抱きついている女」
女の子「…なんですの」
悠翔「龍が困っている。放してやれ」
女の子「龍様が困っている?有り得ませんわ。私が抱きついているのですから」
悠翔「いや、お前が抱きついているから龍は困ってるんだがな」
女の子「そんなはずないですわ。貴方、さっきからなんなんですの龍様を呼び捨てにしたり、私に無礼な態度をとったり。私が誰かわかっているのかしら?」
悠翔「いや、知らんし。龍を呼び捨てなのはそいつのダチだからだし」
女の子「私を知らないですって?この私を?鈴木財閥の令嬢であるこの私を?」
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