§序章§

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「いや、ちょっと試して欲しいことがあってだな。」 「?……何?」 試す?何を? 俺が首を傾げていると、父はニコニコと笑ったまま、言い放った。 「お前の古代からの力…“時渡り”。」 「ハ?あれを?」 「そう、それを今見せて欲しいんだ。」 “時渡り”。それは、魔界に伝わる古代からの伝説魔法の一つ。 俺は、それが何故か使えて 何度も、遊びに行っていた。←ぇ ま、それはどうでもいいとして… 「それは別に構わないけどさ、」 どこへ行くのだろうか。 俺は、暇さえあれば色んな時代に時渡りをしている。 ――ある時代を除いて。
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