§序章§

7/9
前へ
/38ページ
次へ
「ほんと?!」 「嘘ついてどーすんだよ。」 呆れ顔でそう言うと、「テヘペロ☆」と言って、舌をチロリと出す父。 へぇ、 俺をからかう気か? 俺は、顔を引き締め、静かに父の側に近づくと、 「あんまフザケてると犯すぞ?」(ニヤ) 「!」 俺が妖艶に微笑みながら、耳元へボソリと呟くように囁くと、父は頬を真っ赤に。 お?からかいすぎたか。 俺は、リバ。まぁ、平たく言うと男も女もイケる口。 それが、身内だろーがなんだろーが関係ねぇと思う。 あの変態(弟)は、願い下げだが。 俺が、スッと父から離れると、物欲しそうな顔でこちらを見る。 だが、
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

210人が本棚に入れています
本棚に追加