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『えーとね?君はボクちんの気まぐれで性別が変わるのさ♪ホラッ♪』
このウザい変人が何かを唱えると、再び俺の体が重くなり、元の男の姿へと戻る。
一度緩まった制服をもう一度着たために、至るところが裏返って気持ち悪い。
制服を通常通りに直しながら、とりあえず気持ちを入れ換える咳払いを一つ。
「…………で?俺は怒った方がいいのか?」
『お好きにどうぞ~☆』
「死ねっ」
とりあえず天に向かって唾を吐いておいた。重力に逆らわずに落ちる唾をわざわざかかるほどバカではないので、さっさとずらかる。
「うわっと!」
その時、なにかに躓いて転倒。
これもあの変人のせいなのか…?
『神だよ!テヘペロ☆』
ウゼェ。
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