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『 此処が目的の家…らしいんだけど… 』
『 何か問題がある割には…… 』
『 普通の家、みたいです… 』
目的の家に着いたはいいものの、何か問題があるという割には外見は普通の一戸建ての家
あからさまに怪しいのだと予想していた三人は拍子抜けしたような表情をしていたが、注意深く辺りを見回していた來煌が口を開いた
『 とにかく、依頼は依頼
怪しくなくとも隅々まで調べるしかないと思うんだけど…どうする? 』
『 まぁ、それが筋だからね…
忙しい二人がわざわざ私に頼んでくれた仕事だから……よし、じゃあまずは入ってみようか 』
『 ちょっと怖いけど…
が、頑張りますっ 』
『 そんなに暇じゃないし
早めに終わらせる… 』
零夢の言葉に次いで各々意気込みを口にすると、三人は前にある家の扉を開けて中へと入っていった
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