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「あーッ!どうしてソラ様とアリサが抱き合っているのですか!?」
こちらを指差し、フンスと鼻息を荒くしているリアを手招きすると、首を傾げ、とことことこちらに近付いてきた。
そこをアリサと2人で捕まえ、抱き締める。
「そ、ソラ様?アリサ?」
急に2人に抱き締められ、状況を把握出来ていないリアに説明してやる。
「今、もし俺達が3人兄弟だったらって話をしていたところなんだ」
「ソラ様が兄様でアリサが姉様ですか?」
兄と姉がもしいたら、そんな状況を想像してか、またもやフンスと鼻息を荒くするリア。
「それは凄く楽しそうですね!私は妹しかいないので兄と姉がいてくれたらっていつも思っていたんです。ですからこれから宜しくお願いしますね、ソラ兄様とアリサ姉様」
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