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発表の内容を簡単に説明するとね、鬼とその鬼に捕まった人(最大10人)を名前を読み上げて…。
そのあと、鬼は捕まえた人に何か命令するんだって~。
命令ねぇ。
しずく、翠に何命令するんだろーね?
「じゃ、あーちゃん、ばいちゃ!」
「後でな」
「…ばい………ば…」
3人は、そう言ってどこかに行ってしまった。
ん~。
俺はどーすればいいかね?
…とりあえず、俺様会長さん探すか--
「--嵐ぃーー!!!!」
「ふぇっ!!?」
「久し振りだな!会いたかった!」
…頭、逝っちゃったかな、黒毬藻くん。
会いたかったとか、何?
まず、昨日会ってるから、久し振りではないはず。
てゆーか、今すぐ離して、解放して。
ぎゅーなんて、海珠とチワワちゃん以外の人にされても嫌悪感とか不快感しか湧かないんだけど…。
「あぁ、雪都!!今すぐこちらへおいでなさい!」
突然、ナルシストが出現し、ヒステリックに叫んだ。
異常に強い力で腕もろとも抱きすくめられ、壁に押し付けられている俺はその言葉に深く同意!
離れて~!
「やだ!」
…………何で?
「俺は嵐といたいんだ!」
意味わかんないんだけど。
「な!?嵐もそうだろ!?」
その自信は、どこから…?
「何バカなこと言ってるんですか!貴方は私といるべきなのです!」
おー、出ましたっ。
ナルシストのナルシスト発言。
「神楽…何でそんな酷いこと言うんだ!?謝r『 貴方を愛しているからです 』…ふぇ!?」
…言っちゃうんだ。
出会って3日目の相手にそれ言っちゃうんだ。
「あ…い?……なぁ、俺男だぞ?」
あ、初めてびっくりマーク消えたね~。
黒毬藻くんは目をぱちぱちさせてる。
これ、正しい反応だと思うよ~。
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