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小声で声を掛けてきたのは、俺の親衛隊隊長・由宇 奏夜(ユウ カヤ)ちゃん。
奏夜ちゃん、超美人…ううん、可愛い!
確かねぇ、抱きたいランキングが生徒会に次いで4位のはずなの。
そんな子が、俺の親衛隊の隊長なんてやっちゃってるんだよ?
もー、可愛くて仕方ないったら!
「…何考えてるの?嵐」
「やー、別に何もぉ?」
怖いですよ、海珠さん。
奏夜ちゃんは俺たちの関係知ってるんだから、そこまで敵視しなくたっていいのに~。
可愛いなぁ、海珠は。
「何すんだ!」
「拗ねないの。海珠が一番可愛いんだからね?」
頭を撫でながら微笑みかけると、海珠の仏頂面が一気に赤色に染まった。
そういえば海珠だって抱きたいランキング、5位だよねぇ。
…薄汚ねぇタチ共になんかには、俺の海珠に指一本も触れさせねぇ。
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