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2005年6月の第2日曜日。
私は13歳の中学2年生だった。
休日は起きるのが遅い。
ほとんどお昼まで起きることはない。
その日はいつもより少しは早かったけど、遅いことには遅い。
11時に目が覚めた。
シグレ
「おはよー」
母
「何がおはようか(笑)もぅお昼よ!」
いつもこんな会話で1日がはじまる。
弟はテレビを見ている。
私は特に弟には挨拶はしない。
弟も、私の方を振り返ることはない。
別に仲が悪いワケじゃない。
ただ、コレが普通だったから。
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