金沢藩の危機

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私達は涙を堪え、alienの子供達に火を掛けた。 帰りの旅路で泣かぬ者は居なかった。 皆、自らの母親とalienを重ねて、泣いていた。人も切ったことのない若者達は、化物の母子に愛と命の尊さを思い知らされたのだ。 それ以来、誰も戦への渇望を持つことは無かった。
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