558人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
直樹
「その後、コイツは反射的に見たものは4日間、反射的に答えられる事が判明した。
試しに全ての教科の参考書、公式集、問題集とその答えを速読させた後、センター試験を全教科解かせてみた。
結果、全ての問題を反射的に答えて
全教科1分以内に終わらせて満点。
それを5年分……
そしてこの国最難関の
帝大の入試でも同じ結果だった……」
浩二
「つまり俺は試験前に参考書速読するだけで
帝大合格確実ってわけ」
直樹
「英和辞書速読させた後、
英単語のリスニングCD聞かせて
日常会話CD聞かせたら英語がペラペラに
なっていた。ドイツ語中国語もしかり」
浩二
「いや~!天才って素晴らしいね~!」
直樹
「確かに。凡人共には理解に時間がかかる事でも俺たちなら一瞬だもんな?」
浩二
「おいおい直樹。
俺は理解はしてないんだぜ?」
直樹
「あぁ、すまん。忘れてた。
お前はただ天才なだけだったな。
天才って便利でいいな~」
浩二
「おいおい。天才が言うんじゃねーよ」
直樹
「あぁ忘れてた!俺も天才だった!」
浩二、直樹
「「HAHAHAHAHAHAHA!!」」
夏海、香川、千葉
「「「………………………」」」
浩二
「ちょっと待てお前ら!
なんだその鉄パイプ!?
どこから持ってきた!?」
直樹
「おいおい。言ってる事にムカついたなら、
口で反撃すればいいだろ?」
浩二
「いや、それができないから
暴力に訴えようとしてるんだろ?」
直樹
「あっ、そっか」
夏海、香川、千葉
「「「イイタイコトハソレダケカ?」」」
アアナニスルノヤメテ……
最初のコメントを投稿しよう!