能力者保護観察機構

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爆発音に対し、今後ある程度の耐性が必要かもしれない 歩き回って数分 思ったより大きな船で何となく感心していた時に床を揺らす大きな爆発音があった 思わず倒れかけ、「どわっと!!」と我ながら恥ずかしい声を上げたのだ 頭を冷やし冷静になって考えたがここは自分のような能力者が集まる船だ 爆発的な能力者がいても不思議ではない むしろ、自分以外の人間の存在が明らかになって嬉しいぐらいだ 孤独が否定される喜びは素晴らしい 全く…孤独な船って結構怖……。 船。 海の上。 「───ッッザケンなよ!!なんでこんなにとこでドンパチするんだッ!!」 揺れる船内のダッシュはこんなにも船酔いを加速させるとは 思いもよらなかったのは別の話
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