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世界戦争の故に起きた『世界破滅事件』にて、 世界は滅んだ。 しかし、人間は滅ばず、五割の人間が生き残った。 それが不幸中の幸いであった。 生き残った人間たちは、寄せ集めるように、都市を作った。 都市を作り、国を作り、法律も作った。 それでも、完全に悪を根絶やしにする事は出来ず、 暴虐を尽くす輩もいた。 そんな問題が浮き彫りになっている事と同時に、 ちまたではある噂が飛び交った、 国や都市にはびこる悪を、面白おかしく成敗し廻っている旅団チームがいることを。 市民の間で、その旅団チームを、 英雄と崇めていた。
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