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始業式から一週間の時間が流れた頃
「あ~、明日~遠足が~あります」
と先生が言った。そして続けて
「あ~、この遠足でわ~隣のクラスの人たちと~班組んだりするからね~。」
「あ~、班は一時間目に~決めるから~」
と言った
そして時間は流れて一時間目になった
「さて、誰と組むかな・・・」
俺が呟くと
「じゃあ、私と組もう」
と鈴が言ってきた
俺は断る理由がなかったから勿論OKを言った
すると横から
「私たも入れて下さいませんか?」
という声が聞こえて来た
俺は誰が声をかけて来たのかと思いそちらを見ると
「お前は始業式の時の・・・」
始業式の時に声をかけてきた奴だった
「そう言えば自己紹介してませんでしたね。私は 及川優希 って言います」
「ああ、分かった」
「それで結局班に入れていただけますか?」
「いいぜ。よろしく」
「はい。よろしくお願いします」
こんな感じで班を組むことが出来た。
それから暫くたわいも無い会話をしていると一時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った
「じゃあ、明日よろしくお願いします」
優希はそう言うと自分の教室へと帰っていった
そしてその日は何も変わった事がなく過ぎて行った
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