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気が付いたらそこには見慣れない天井があった
「ここは何処だ?」
俺がそう呟くと
「病院だよ」
と横の方から鈴の声が聞こえた
「なんで病院に居るんだ?」
俺がそう尋ねると
「崖から転げ落ちていって骨を折っったんだよ」
と鈴が説明してくれた
確かに体のあちこちが痛いから骨が折れたんだろう
それでも死ななかったのはきっと主人公補正という奴だろう
「そう言えば優希は?」
俺が鈴に聞くと鈴の逆の方から
「何ともありませんでしたよ」
と優希の声がした
俺はとりあえず優希の言葉を聞いて安心した
俺がほっと一息ついていると
優希がこう言ってきた
「そう言えば公人様、大事なお話があるんですが」
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